またもややってしまいました。。。。。

英国製マイクロカー Bond Mk.F 1960年製
本当は見るだけのつもりでオーナーと会ったのですが、やっぱり見たら駄目でした。
思ったよりでっかく(僕的には、笑)幅が150cm長さは330cm位も有ります。
以前からボンドはその怪奇なメカニズムとボディーに興味があったのですがいざ見てみると、もう駄目、、3ホイラーでしかもFF、ハンドルは90度切れるしボディーはアルミめっちゃ軽くってひょいと持ち上がってしまうくらい・・・
エンジン掛からず、ブレーキ効かず、その他いろいろ問題山積み
数年前から日本には住んでいたものの国内未登録(通関とかの書類はそろっています)、これまで日本の道を全く走っていない車です。
さて無事日本の道を走らせることが出来るのでしょうか??




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台風の中やってきたボンド君、車体番号からみると1960年製のMkFです。


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ちょっと目線が高いと前タイヤが見えない??なんか浮いている感じ・・・タイヤは10inchが付いています。(8inchの方が可愛いんだけど)


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エンジンルーム:がらがらのエンジンルームの中にはちっちゃなエンジンが・・・エンジンもハンドルの先についておりハンドルを回すとエンジン共々回るのがボンドの特徴。ハンドルはほぼ90度までまわすことが出来る。ってことは??
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まるっきしバイクのエンジン、単気筒2ストローク250cc、キックまで付いているよ(笑)


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キャブはこんなのがついています。ちなみにチョークは前に別体で付いてます。


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バックギアは無くメッサーと同じくシバ製エンジン逆回転用のリレーが付いています。ただしボンドの場合はこのリレーとポイントがオプション設定になっているらしい。


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エンジンとフロントタイヤの関係はこんな感じ、まるっきしバイクだし・・・


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本来MkFはメカニカル式のブレーキのはず・・でもこの車にはMkGと同様の油圧ブレーキが付いている。


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リアブレーキシリンダー:??どこに付いているのかと言いますとボディーの下面に一個のシリンダーが付いておりリンクにて左右のリアタイヤのシューを動かす仕組みになっています。
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リンクはこんな感じ、現状ブレーキが動かないのでオーバーホールの必要あり。左に見えるワイヤーはサイドブレーキ。


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ハンドル周りはこんな感じ、大理石風のハンドルが凄くおしゃれな感じ。ハンドルの右上についているバーはチェンジレバー一回上げてローへ後は下げて2nd、3rd、4thとなります。
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スピードメーターはスミスの逆ぶれタイプ、ハリが細くってカッコ良いんだけど壊れたらヤバイなー


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おしゃれなペダル達、スプーンのような奇妙な感じのアクセルペダルとクラッチペダル。


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ガソリンタンクはこんなところに!どこにあるか判りますか??
当然、オイルと混合です。