これまで結構オリジナルにこだわり?あまりいろんなものを取りつけなかったんだけど、始動性にイマイチ不安な感じを残す我がT60、特にエンジンが温まった後しばらくった時に良く片肺になって始動しにくい現象があったので何とかしたいしたいな。
以前2CVに三田無線研究所のシンクロスパークと言うCDIを取り付けたところ始動性、エンジンの伸びとも凄く向上したので本当は又シンクロスパークが欲しかったのですがこれが高い・・
上、バークレーの場合2ストローク2気筒でディストリビューター無し(2ポイント、2コイル式)のためCDIも2個買うかもしくは2コイルロータリー用を買うか(これが又高い・・)
ボイヤーセミトラって知ってる?
今回、英国BoyreBransdenElectronics製セミトラを購入、まあエクセルシャーエンジンは英国なんで同じ英国にするか〜なんて乗りで東京にあるサイドバルブってお店から通販で買ってしまいました。
このお店は英国バイクファンには欠かせないお店。
これまでアマルのキャブやバイク用小物パーツをいろいろ買いましたが親切な対応をしてくれます。
どうせするならフルトラにしたかったのですが今回ケチってまずはセミトラを選びました。
セミトラって言うのは直接ポイントにコイルの電流を流さずにトランジスターのゲートをON,OFFさせるだけでコイルの電流はトランジスターを介してON,OFFさせる。このことから考えるとポイントにはコイルの電流が流れないのでポイントが長持ちする程度じゃないのかな〜
でもシンクロスパークの生みの親、茨木 悟先生の書「自動車用点火装置とシンクロスパーク」を読むとコイルでポイントをON,OFFする方式に比べて遮断特性がトランジスターの方が優れているためおよそ30%のスパークエネルギーの改善が見られると説明されている。ちなみにシンクロスパークは三田無線研究所の作ったCDIの登録商標。茨木先生は日本のCDI世界ではいろんな特許を持っていられる超有名所
2個仲良く並ぶセミトラの図、ボディーから少し浮かして付けるためアングルを取り付けて付属のスポンジ挟んで簡単にインシュロックで付けました。セミトラ自体かなり軽くて小さいし出来る技かも。
配線も至って簡単、ポイントとコイルの繋がっている配線を切り離しその間に入れこむ感じ。後は電源を繋ぐだけ。
電源を入れてみたら電源の入ると緑のLEDが点灯しポイントが閉じていると赤いLEDが点灯する。これなら点火時期を確認するのも簡単に出来そう!
早速セミトラの威力を検証するため、5月4日imu氏を引き連れて、園部れんげフェスタに出動しました。
結果はなかなか良い感じ。エンジン始動時の片肺もおこらず安定ししている。それ以外に大きな差は無いものの目的は達成って感じ、本日(5月25日)までに数回確認しましたが今だ発生せず。。(始動時はセルを回すので電圧が低下した状態で火花を飛ばさないと駄目なのでそこんところを上手く補充できたのかもね〜♪)
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